介護福祉士の役割と現状
介護福祉士は高齢化社会においてとても重要な役割を持っていますが、老人の増加に対して人手不足なのが現状です。
そのうえ高い能力が必要とされ介護に休みはありませんから、現状では施設は増えても十分な人が集まらないのです。
そのため介護福祉士の職場でのローテーション組む中で、有給休暇など取りにくいという面などもあり、長期的な休みを取るのが難しいのが現状です。
実際の介護福祉士の現場では、肉体労働的な内容の仕事が多く、移動や移乗などで腰痛になる人が多いという弊害もあります。
人間関係においても複雑な現状もある介護福祉士の職場では、様々な体調の人や特に年配の方の体調には気を付けないといけないため、細やかな気配りを必要としています。
現在、日本の介護の動向は、リハビリ手法など専門技術を持つ介護福祉士の不足が深刻化している現状もあり、介護各社は外国人の介護福祉士の受け入れに向けて育成に動き始めています。
日本とフィリピンは経済連携協定(EPA)の締結で2007年から2年間で600人の介護福祉士の研修生の受け入れが決定しています。協定では外国人の介護士の受け入れは、介護福祉士国家資格取得を就労の条件としています。
外国人の介護福祉士の資格を取得後は介護施設で就労し、利用者宅での訪問介護サービスは今のところしない意向です。
外国人の介護福祉士1対1の訪問になると言葉や文化の違いもありますし、スムーズに日本の体制に溶け込むのは大変なことでもあり、施設のほうが無理なく働けると言うのが考えです。
日本の政府はタイやインドネシアとも同様の交渉をしていて、介護業界にも外国人の有力な労働力を得ることで、フィリピン人の介護福祉士を初めとし今後は外国人が介護福祉士として日本に来ることが増えてくることでしょう。
