ケアマネージャーの給料
ケアマネージャーの給料は、月収22~35万円、年収にすると400万円程度が平均的だいわれています。
収入面だけを見れば世間的には一般的なレベルですが、ケアマネージャーは5年以上の実務経験を持つ専門職ということを考えると、決して高給とはいえないのが実状です。
ケアマネージャーの給料は勤務先によっても異なります。
小規模な指定居宅介護支援事業所や介護保険施設などではケアマネージャーを最低1名以上置かなければいけないため、他と比べて高給を提示して募集する所もあるといいます。
逆に、大規模な社会福祉法人や医療法人では、ケアマネージャー有資格者への特別手当はつかない所がほとんどだといわれています。
介護職や看護職など、夜勤手当や技術料がつく職種の方が給料面では高いようです。
ケアマネージャーの勤務時間は、在宅介護支援センターや民間のサービス提供事業所などでは9時~17時(18時)など日勤の場合がほとんどです。
高齢者施設でも日勤がメインですが、突発的に夜勤や宿直などが入る場合もあります。
夜勤や不規則な勤務体系がほとんどない分、他の福祉系・医療系職業と比べると勤務時間的には恵まれていますが、仕事の割りには給料(年収)が安いと感じる人も多いかもしれません。
給料に対する考え方は人によって様々なので、何を基準に職場を選ぶかは人によって異なってきます。
その中で自分が最も重要視するものは何なのか、就職先を決める時には充分検討する必要があります。