主任ケアマネージャーとは
ケアマネージャーの世界で今注目を浴びているのが『主任ケアマネージャー』という職種です。
主任ケアマネージャーとは、平成18年度に新設されたばかりの新しい職種です。
主任ケアマネージャーになるための条件は、ケアマネージャーとしての実務経験が5年以上で、専門員研修を修了することでその資格を取得することができます。
主任ケアマネージャーの主な仕事内容は、介護が必要な方のケアプランを作成する際のサービスの調整や内容の管理、新人ケアマネージャーの指導・育成などです。
ケアマネージャーのまとめ役のような存在なので、地域包括支援センターなどで他のケアマネージャーからの相談にのるというケースもあります。
地域包括支援センターには主任ケアマネージャーの他に保健師や社会福祉士なども配置され、関係機関と連携しながら高齢者からの相談や介護予防のための指導なども行っています。
新しい職種のため先輩となる存在も少ないので、自分達で試行錯誤しながら仕事をしていくという意味では大変な仕事ですが、その分やりがいのある仕事といえます。
高齢化社会が進むにつれて、より充実した介護環境が求められている中で、介護職のスペシャリストとしてのケアマネージャーの技量の向上は不可欠です。
主任ケアマネージャーになれば主任としての手当てもつくので、自分自身のスキルアップのためにも将来の目標にするのもいいと思います。