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小学校での食育

学校教育では「知育」「徳育」「体育」の他に新たに「食育」が取り入れられました。


大人になってから食生活を変えるのは大変なことです。ですが、身体の形成期である幼・小・中の時期からきちんと食育を受け、様々な体験をし、食べる物を選ぶ力を養うことは今の子供たちにとって必要性のあることだからです。


なぜ学校での食育の指導が注目されているのでしょう。それは子供の肥満、偏食、ダイエットのための摂食障害、食品アレルギー、不規則なおやつ、孤食の増加、朝食抜きの子供の増加など食育を進めなくてはならない問題がたくさんあります。


朝食に関しては、大人、子供に関わらず若い世代で朝食を取らない人が増えていて朝食の重要性を知ることも食育の一環です。ある小学校の食育の調査によると朝食をきちんと食べた子は頭の回転が速く、集中力があり、何よりも元気があり、テストの結果を見ても明らかだと言う。


朝食は食育の原点で身体だけはなく脳にとっても大切な栄養補給であり、規則正しい生活を送る第一歩です。食育で小学生の朝食欠食ゼロを目標にしています。


そして最近の子供たちは朝食欠食に加え、夜型生活の場合が多くその生活習慣が学力低下につながっていると指摘もあり、食育を学ぶことで様々な問題を解決できると強調しています。


小学校の食育で朝食の内容を調査をしたところ、驚くべきもので、ケーキやドーナツ、中にはスナック菓子で済ませている子もいたそうです。これが朝食と言えるのか、食育の必要性を感じます。


食育で学んでほしいのは朝食に限らず好き嫌いの多い子供が増えていること、「好きなものだけ食べたい症候群」と言うものです。その現状が小学生の糖尿病や高脂血症など急増している原因であり、食育で現状を変えていかなければ子供の将来がはいったいどうなるのでしょう。


そして個食という同じテーブルを囲んでいながら父親、母親、子供が別々の食事を取っている家庭も少なくないと言う現状も、家庭の食育で見直していく必要があります。


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