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子供のための食育

幼稚園や保育所でも食育の指導に力を入れ始めています。幼児期からの食育で生活習慣病の一時予防をするために、保護者にも家庭での食育に協力してもらうよう強く働きかけています。


保育所は乳幼児の重要な時期に生活の多くの時間を過ごす所であることから、保育所での保育計画に食育の視点を盛り込むことを位置づけました。乳幼児期にふさわしい食生活の展開や食習慣を身に付ける食育を重要視しています。


幼稚園や保育所の食育は調理や、昔ながらの日本食である漬物や作り野菜の栽培など取り入れているところが多くあります。


調理に関して子供は料理に対しすごく関心が深く、危ないから避けるのではなく積極的に手伝わせるべきとして食育に取り組んでいます。作ることの楽しさ、出来上がったときの喜び、食べたときの美味しさ、そういうことから食育を学び子供たちの表情も豊かになっていくのです。


保護者には特におやつのあげ方について食育の指導をしています。欲しがる時にあげるのではなく、時間を決めて子供にあった量をあげること、おやつ=お菓子ではないこと、食事だけでなく体に良いおやつあげることで丈夫な体を作ることを親子で食育してほしい。


食育を指導する側は、子供の頃からの習慣はなかなか変えられない、だから0~3歳は愛情やスキンシップを重要視してほしいが、3~8歳は家族一緒に食事をして親子の絆を深めてほしいと言う。


食育のアンケート結果で最近の子供のお袋の味はと聞くとファーストフードやインスタント食品などと答える子供がいます。小さいときから食べて慣れ親しんだ味がお袋の味であり、子供たちの答えがそれではあまりにも悲しすぎますし、食育でいろんな味覚を覚えてもらいたいですよね。


大人だから食育しなくていい訳ではなく、大人だからちゃんと食育して子供に伝えていかなければならないのです。


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