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食育指導士

平成16年7月から学校における食育を充実させるために新たに栄養教諭制度を創設し施行されています。栄養に関する専門性と教育に関する資質を併せ持つ食育の職員です。


子供たちに栄養や食事の取り方について正しい知識を教え、望ましい食習慣を身に付けさせるのを目的とし、食育の充実に期待されています。


栄養教諭の主な仕事は学生への食習慣のアドバイス(必要ならば個別の指導も)、地域でとれる食材を使った給食を作る、給食の食べ残しの処理に伴うゴミ処理・環境問題、学校の食育の取り組みを中心に携わる、家庭への働きかけや地域の体験学習などです。


栄養教諭はバランスの取れた食事や家族みんなで食事を取ることの重要性を保護者や職員へ食育し働きかけ、食育の実践や指導などを行うシンポジウムの開催など積極的な取り組みが望まれています。


食育の指導士など関心を持つ人も増えています。食育の指導士とは子供からお年寄りまで様々な人に栄養バランスの指導や調理、マナー、食文化など食を通し豊かな人間性を向上させるための食育を行うスペシャリストです。


食育の資格も新たにできさらに地域に貢献できるようになりました。食育の知識は学校だけでなく保育士、看護士、弁当屋、農業関係者など幅広く活用できます。食育の推進運動が展開される中ボランティア活動が必要になっていて、その場では特に食育の豊富な知識を持つ人のボランティア精神を求めています。


食育はテレビや雑誌でも取り上げているところは多く、子供たちにも分かりやすく楽しく食育を学べるよう作られています。食育の紙芝居やカルタ(かるた)、絵本も良く見かけますね。


歯医者でも歯と食育は深く関わっているとして推進しています。お菓子ばかり食べていると虫歯の原因になりますし、柔らかい物ばかり食べると噛む力が弱くなり、顎の発達が悪くなることを食育しています。良く噛んで時間をかけてゆっくりと楽しみながら食事し食育しようと呼びかけています。


食育とは

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