受験資格と申し込み方法
生活習慣病や高齢化社会が進む現代、健康管理が重要となり、最近では管理栄養士を目指し国家試験を受験する人も増えています。
管理栄養士は国家資格ですので、国家試験に合格し厚生労働省の管理の下、取得する資格です。
管理栄養士の国家試験を受験するためには、栄養士の免許を取得していなければなりません。栄養士の免許を取得する方法には、大きく分けて2つのルートがあります。
高校卒業後、管理栄養士の養成施設を4年履修し、卒業するルート。
もう一つは高校卒業後に栄養士養成施設の修業年限4年の大学、修業年限3・2年の短大、修業年限2~4年の専門学校を履修し卒業するルートがあり、こちらは管理栄養士の受験資格の第一段階になります。
栄養士養成施設の場合、第二段階として卒業後に修業年限2年で3年、3年で2年の、4年で1年の実務経験を積まなければ管理栄養士の国家試験を受験することは出来ません。
栄養士の免許を取得後、管理栄養士国家試験を受験し、合格してから厚生労働大臣から登録を受けて、晴れて管理栄養士の資格を取ることが出来ます。
第21回管理栄養士国家試験の受験要領について案内しますと、試験の日程は平成19年3月25日(日)に行われます。
管理栄養士の国家試験を受験するには願書を申請し申込をする必要があります。
願書の入手方法は12月の中旬から配布され、配布場所は各地方厚生局、都道府県庁、保健所、取寄出来ますが、厚生労働省のホームページからでも願書様式を印刷できます。
第21回管理栄養士受験の願書受付は1月19日から1月25日の一週間です。
願書など申請書を提出する手続きの際には写真、管理栄養士の受験にかかる受験手数料である6,800円の収入印紙を貼り、栄養士免許証や実務経験修了書などの資料添付も必要となります。
卒業見込みや実務経験が3月31日で終了する人は卒業見込み・終了見込みの証明書を提出すると管理栄養士の試験を受験できます。